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2008年1月31日 (木)

鉄舟寺

先日、静岡市清水にある、鉄舟寺に出かけた。元は、久能寺といい、明治維新の混乱のなか衰退し、廃寺となったものを、山岡鉄舟が再興した寺である。 
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           山門                               境内の様子

鉄舟禅寺由来によると・・・
B_r0012728_3 『鉄舟寺はもと久能寺と云い、今の久能山にあって、凡そ1300年の昔、推古天皇の時、国主久能忠仁公にとって創立せられ、奈良朝の初期行基菩薩が中興せられた。
当時坊中360、衆徒1500人もあり、豪勢を誇っていた。又鎌倉時代以降の貴重な文献、仏像、仏画、納経、什器等数々の宝物が今日も寺に残されてある。
降って武田信玄が今川氏を攻略し駿河に入るに及んで久能の嶮要に築城することとなり、天正3年(今から360年前)現在の場所に移されたのである。
C_r0012723 後、武田氏は亡されたが、徳川幕府も名刹久能寺を愛護し後朱印地を賜った。世が改まり明治御一新となるや、その混乱の中で長く栄えた久能寺も次第に散乱し、住職もない廃寺となってしまったのである。
幕末の俊傑山岡鉄舟はこれを惜しみ再興を発願して、仮本堂に今川貞山師を迎えて開山とし広く寄進を募ることにした。
明治16年、鉄舟48才の時である。ところが鉄舟は明治21年7月、53才でこの世を去り鉄舟寺の完成を見ることが出来なかった。
清水の魚商芝野栄七翁は元来信仰の篤い人であったので、鉄舟の意志をつぎ、幾多の困難を乗り越えて、明治43年3月鉄舟寺の完成をはたしたのである。
本堂前富士に向かって鉄舟居士の歌碑が建ち、「晴れてよし曇りてよし不二の山もとの姿はかわらざりけり」と一しお趣をそえている。』

裏山には、観音堂があり、その前には、松尾芭蕉の「雲霧の暫時百景をつくしけり」の句碑がたっていた。
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           観音堂                        芭蕉の句碑

天気に恵まれ、観音堂から眺める富士山の眺めは素晴らしかった。
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寺の所有する貴重な文献、仏像等を見たかったが、今は盗難・放火を避け、寺には置いてないとのことだった。

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2008年1月23日 (水)

将軍塚古墳

浜北の森林公園には、時々運動のため散策に訪れる。未だ数える程しか来ていないので、どこに何があるのか判らない。途中で、珍しいものを発見するのも楽しいものだ。先日も、空の散歩道(つり橋)に行く道を左(右はつり橋)に上がって行き「将軍塚古墳」の案内を見つけた。 (写真をクリックで拡大)
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       田村神社の案内                     将軍塚古墳の説明

そこには、立て替えたばかりの真新しい田村神社があった。古い島居には大正11年4月8日とあった。
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        田村神社島居                       真新しい社殿

古墳は社殿裏にあり、径11mの円墳で、長さ5m、幅1.6m、高さ1.5mの横穴式石室で、現在は埋まっている。また古墳の上には、神社の名前の由来の「田村将軍俊仁」の碑と「袖浦大神」等の碑があった。
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      田村将軍俊仁の碑                       袖浦大神碑

この地方には、坂上田村麻呂将軍と袖ヶ浦の赤蛇にまつわる伝説(袖ヶ浦伝説)があり、天竜川の治水がいかに大変だったかを物語っている。

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                        浜北市街

神社から眺める浜北市街。夜景は素晴らしいだろう。

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2008年1月16日 (水)

庭の梅

寒風にほのかに香る梅の花。この時季になると、庭の片隅で美しい花を見せてくれる。
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先週来の寒さのためか、何時もより4~5日遅いが、忘れず咲いた。

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2008年1月10日 (木)

小国神社(2008)

温かな日ざしにつられて、早々と森町小国神社へ、正月に飾った締め飾りなどを納めに行ってきた。着飾った参拝者も見られ、初詣の雰囲気が残っていた。 
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        参道入口の鳥居                        絵馬

鳥居から拝殿に向かう参道の途中の左手に池がある。神社に参拝し、願掛けをして心願成就すれば池に鯉を放つので「事待池」と云われている。
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      手水舎                事待池            参道からの拝殿

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                       拝殿

小国神社のどんど焼祭は、小正月後の日曜日(1月20日)に行われる。

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2008年1月 4日 (金)

寺野ひよんどり

寺野ひよんどりに出かけた。 「ひよんどり」は浜松市北区引佐町寺野地区に古くから伝わる行事で、正月3日に行われる。約400年まえから伝わる行事で、火踊りが訛り伝えられ、「ひよんどり」の名称となったようだ。
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      ひよんどりの案内                       三日堂
  
伝統神事の行われるのは、三日堂と呼ばれる宝蔵寺の観音堂。渋川の町から少し離れた寺野川沿いの山間にあるお寺である。
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                三日堂でかざす松明の神事

参加者は舞台の三日堂に松明を持ち込み、お堂の中で輪になり、思い思いの唄を出し合い、松明をふりかざしながら踊っていた。
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その後、「巫女の舞」、「萬歳楽」「三の舞」、「片剣の舞」等が舞われた。現在、13番の舞が残されているという。山深い厳しい寒さの中、長きにわたって営々と伝えられてきた国指定無形民俗文化財である。
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        巫女の舞                      萬歳楽
                   
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三の舞                        片剣の舞

残念ながら、終盤に行われる「鬼の舞」では三鬼が乱舞して最高潮に達する場面となるとのことだが、帰りの時間の関係で見ることが出来なかった。

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2008年1月 3日 (木)

豊川稲荷

今年もまた、初詣は豊川稲荷。「稲荷」というから、神社かと思えば、ここは、「妙厳寺」 という、曹洞宗の禅寺だ。でも、咜枳尼眞天(だきにしんてん)というインドの神様が、この妙厳寺の守護神とされ祀られているとのことだ。 (写真をクリックで拡大)
 
大本殿前の島居の前は大勢の人が参拝を待つ、いつもの正月風景が見られた。
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寺院らしく、総門、山門をくぐれば、境内には鐘楼がある。
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       総門                 山門               鐘楼
  
参拝をすませ、千本のぼりの参道を通り、奥の院へ。
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 奥之院参道の千本のぼり      禅堂(万燈堂)       奥の院拝殿

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       弘法堂              大黒天堂              景雲門

豊川稲荷は、今もなお、神と仏が仲良く祀られている、珍らしい寺院である。

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