桃の花
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
加賀藩二代藩主前田利長は、荒野に城を築き、近郊より民を集め城下町を造り、これが高岡の始まりとされている。ところが、初代藩主前田利家の死去とともに家臣団は金沢に引き上げ、まもなく廃城となり、急速にさびれた。
この状態を憂えた三代藩主前田利常は高岡商人の他所への移転を禁じ、城下町から商業都市への転換を図った。
曹洞宗瑞龍寺は、高岡の町の礎をつくった二代藩主前田利長の菩提を弔うため、三代藩主前田利常により建立された寺である。 (写真をクリックで拡大)
山門は、延享3年(1746年)の火災で焼失。現存する門は文政3年に竣工したもの。
山門(国宝)
総門(重文) 禅堂(重文) 大庫裏(重文)
仏殿は内部を土間床とし、天井の構造材を見せて装飾としている。
仏殿(国宝)
仏殿の天井 釈迦・文殊・普賢の三尊 裏出口の梅鉢紋
法堂(はっとう)は畳敷きで、手前の3部屋の前面には広縁(板間)がある。
法堂(国宝)
法堂内部(広縁) 法堂内陣(利長の位牌) 撫仏(身代り地蔵)
瑞龍寺造営は利長の50回忌までの約20年間を要した。山門、仏殿、法堂が国宝。また、総門、禅堂、大庫裏、回廊などは国の重要文化財に指定されおり、江戸初期の禅宗寺院建築として貴重なものである。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
富山県南砺市は、彫刻の町。瑞泉寺山門にいたる参道は両側に昔の名残りを残した家並みが続き、彫刻師の作業場もいくつかあった。 (写真をクリックで拡大)
八日町通り 彫刻師の作業場もある通り
参道の先には、城のような石垣があり、大きな山門が表れた。
石垣は、強い風を防ぎ、類焼から寺を守るため文政4年に造られた防火壁だという。
城を思わせる石垣
山門は、享和元年に京都の大工柴田新八郎が棟梁となって再建した総欅(けやき)の重層伽藍造り。
山門の先には本堂 向かって右から見た山門
山門の各所には数々のすぐれた彫刻や文
様が施されている。正面にある唐狭間(から
さま)の彫刻「波に龍」は、京都の前川三四
郎の作で山門が類焼に及んだとき、水を吐
いて火炎を防いだとの言い伝えがある。
蟇股(かえるまた)には、中国民間伝承に登
場する八人の仙人「八仙(はっせん)」が彫ら
れており、これは地元井波の彫刻師が彫り
あげたもの。
(写真は呂洞賓仙人)
瑞泉寺は、勅願寺ゆえ、菊の紋章がついた勅使門がある。
勅使門
門扉両小脇板を飾る「獅子の子落とし」は、我が子を千尋の谷に落として育てるという、獅子の言い伝えを彫ったもの。
蟇股(かえるまた)には人の悪夢を食べるという「莫(ばく)」、虹梁(こうりょう)上には「松に鶴」の彫刻等がある。
小脇板左は親獅子 小脇板右は子獅子 「莫」と「松に鶴」の彫刻
太子堂は本堂に向かって左側にある。太子堂の向拝の彫り物の細工は下から見るだけでも圧倒される程素晴らしかった。

太子堂 井波彫刻の技術の高さを示す太子堂の彫刻
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
気賀にある梅の名所長楽寺に出かけた。山門へ続く参道の脇を左に進むと、程なく梅のトンネルに出る。 (写真をクリックで拡大)
長楽寺山門 梅のトンネル
険しい石段を登ると旧本堂跡に出る。ここからの浜名湖の眺望は素晴らしかった。
春の陽に映える白梅 開花した梅 旧本堂跡からの眺め
梅の花にはメジロが飛び交っていた。
急に暖かくなり、もう梅の見ごろのようだ。
| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)
「豊橋鬼まつり」の行われている安久美神戸神明社を訪れた。
(写真をクリックで拡大)
平安時代に始まり、現代まで受け継がれている。昭和55年には国の重要無形民俗文化財に指定され、毎年2月10日、11日の両日開かれる。「赤鬼と天狗のからかい」がまつりのクライマックスである。
11日の午後は、「厄除飴まき」から始まった。
次は、12本の矢を射って災禍を払う「御的神事」。
最大の見せ所は、暴ぶる神を表す赤鬼と、武神(天狗)との滑稽なやりとりを表す神事。
この神事の後、天狗にこらしめられて非を悟った赤鬼は従者を引き連れ氏子の町々を駆け回る。その際、白い粉とともにまかれるタンキリ飴は厄除けとなり、食べると夏病みしないと言われている。
「鬼まつり」の日は寒いと言われているが、この日は比較的暖かだった。
| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)
立春明けの日曜日、家族の厄除祈願に出かけた。天候にも恵まれ、参拝に訪れる人が多かった。何時もながら、愛知県からの参拝者が多く、法多山信仰の強さがわかる。
(写真をクリックで拡大)
本堂
本堂の右側にある北谷寺には、大きな歩兵第18連隊出軍の図が架かっている。
北谷寺(旧本堂) 旧本堂内部
歩兵第18連隊は、明治18年より昭和19年グアムで玉砕するまで豊橋におかれていた。古より、三河地方とのかかわりの強さを示しているのではないかと思った。
歩兵第18連隊出軍之図 格天井と十二支方位盤
祈願を終え、階段を下りる途中、「行者窟 岩屋観音」があり、中を初めて見た。
行者窟 岩屋観音 行者窟の内部
桜の季節には、また訪れたい。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
暦の上ではもう春。穏やかな陽ざしに誘われて、久しぶりに舘山寺フラワーパークへ。
1月末より『梅まつり』が開催され、園内は心地よい梅の香に包まれていた。
(写真をクリックで拡大)
ウナギイヌ 絵花壇 菜の花
ウナギイヌのすぐ脇には、感動的な紅色の「鹿児島紅」。梅園では、満開の白梅・蕾膨らむ八分咲きの紅梅が美しさを競っていた。
鹿児島紅 白梅 紅梅
フラワーパークで育生された舘山寺桜は、早くもきれいな花を付けていた。また、雛桜(古里桜)の淡いピンクの花も愛らしかった。
舘山寺桜
下向きに咲く舘山寺桜 舘山寺桜 雛桜(古里桜)
大温室クリスタルパレス の出口付近では、珍しいヒカリゴケを見ることができた。
フラワーパークのヒカリゴケは、平成17年から栽培を始め、18年4月からは、通年展示をしている。亜高山帯の大木の根元にできた洞窟や岩穴に、自生しているものは、絶滅危惧種として天然記念物に指定されているという。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
静岡県民俗芸能フェスティバル「はままつの芸能」、五つ目の演目は、400年以上の歴史を持つ国指定重要無形民俗文化財「寺野ひよんどり」。祭礼は1月3日、浜松市北区引佐町の三日堂と呼ばれる宝蔵寺観音堂を舞台に繰り広げられる。
(写真をクリックで拡大)
昨年1月3日・宝蔵寺観音堂の様子
舞台では、数ある舞のうち、「順の舞」、「両剣の舞」と「鬼の舞」が演じられた。
順の舞 両剣の舞
圧巻は、終盤に行われた「鬼の舞」。太郎、次郎、三郎の三鬼(赤鬼、黒鬼、青鬼)が登場すると、それまでとはうって変わった荒々しい雰囲気に包まれた。三匹の鬼が集まり、また離れては舞い、手にした斧、樫の棒で、介添えの持つ松明を叩き消す様などを演じていた。
静岡県民俗芸能フェスティバル「はままつの芸能」、五つの無形民俗芸能の内、現地で見たのは「寺野のひよんどり」のみだったが、終盤のクライマックスシーンを見ることができ満足した。
今回の「はままつの芸能」に参加して、伝統芸能の伝承に地域全体で取り組んでいる様子が披露され感銘した。現地でじかに見る機会を持ちたいものだ。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
最近のコメント